こんにちは!
花咲母&食物アレルギーっ子のママ、みやっちです。
突然ですが、あなたのお子さんは習い事に素直に入っていますか?
時に嫌がったりぐずったりする子供を、なんとかなだめたり怒ったりしながら連れて行ったことは、親になれば皆様一度はあるのではないでしょうか。
実は昨日私も同じような事がありました。
スイミングを習っている7歳の息子。
この前の試験には見事一発で合格し、いよいよ次のクラスへと上がったんです。
大きなハードルに
本来なら楽しみな昇級。
しかし息子にはそれが大きなハードルとなってしまいました。
先生も変わるかもしれないという状況を知り、直前になって「行きたくない」となってしまいました。
ただ行きたい気持ちと行きたくない気持ちが相反してずっとそのまま一歩も動けない状態に、
なだめすかしたり励ましたりハッパをかけたものの、断固として息子は行くのを拒絶。
結果的にはお休みの連絡を入れました。
行きたくない理由
今回息子が行きたくなかった理由は二つあります。
①新しい急になって新しいことができるか不安
②先生が新しく代わり、前の先生より怖いのではないかという不安
大人の私からしたら、「そんなのやってみなければわからないじゃないか」と思うのですが新しい環境に踏み出すのが何よりも恐怖でしかない息子にとっては、それを踏み出す事への恐怖心の方が勝ってしまうんですね。
でも行きたくない気持ちもあり、にっちもさっちもいかなくなってうだうだ。
欠席連絡を入れた後もバツが悪そうに私の顔を見ていました。
息子の気持ちがわからないけど
私は「決めたらやる」人なので息子の気持ちがよく分かりません。
なぜ自分で行くと決めたことを途中でやめるのか
なぜ分からない未来に対して一歩進もうとしないのか
そして、どうして私のアドバイスを聞き入れないのか
何より、どうして習い事に私は息子を行かせることができないのか
悔しい気持ちがぐるぐると周り、感情の整理がつかなくなってしまいました。
子どもが分からない時は、わかるためのチャンスタイム
子供が親の思いと違う方向へ行ってしまう時。
それは子どもから親への「自立へのサイン」であり、自分の育児の見直しのチェックポイントでもあります。
私もいつもだったら怒って終わりだったんですが、今回は「ちょっと待って。今回は詳しく話を聞いてみよう」という気持ちになりました。
そして、「個性教育学」を学んでいるので、息子のタイプは分析済み。
タイプに合わせ、質問をいつもと変えてみることにしました。
空間イメージをするのが得意な息子。
未来をイメージする方法で質問してきました。
「プールでどんな風になれたら嬉しい?」
「いっぱい泳げたら嬉しいな」
「じゃあいっぱい泳げるようになるにはどうしたらいい?」
「いっぱい練習すればいいと思う」
「いっぱい練習するにはどうしたらいいかな?」
「スイミングクラブに行ってたくさん練習する」
そして、調べる知性もある息子には、「これまでにスクールでどんなことができるようになったのか」を自分で調べさせ、「こんなにできているね!」と自分がこれまでちゃんとできることを増やしていったんだ、だから次もきっとできるようになるよ。
最初からできる子は一人もいないんだから、大丈夫だよということを伝えました。
今日の出来事を覚えているか分かりません。
またきっと同じことを繰り返すことでしょう。
でも今日話したことはきっと心のどこかに私となって残るはず。
あきらめないで行けばきっと大丈だと自分に言い聞かせて息子との会話は終了しました。
優等生であるべき自分
ここまで聞くとすごいことのように思われますが、実はこの話をする前私号泣しております(笑)
これは私の「台本」とも呼ばれる「自分の生き方の傾向」がそうさせるんですね。
私は幼いころから不器用で物覚えも悪い。
子供の頃は可愛くなかったんです。
それがずっとコンプレックス。
自分が優等生であり続けるためには、自分が人並みに追いつくには努力することしかできなかったんですよね。
子供にはそんな思いをさせたくなかったし、自分もちゃんとした母親になろうと思って精一杯努力してきました。
でもそれは結局私の独りよがりだったんですよね。
息子は私と同じタイプではない。
だからやり方も私とは違う。
「こうしたい!」と一方的に思いをぶつけることではなく、子どものタイプに合わせてやり方を変えながら寄り添ってあげること。
そのほうが親も子供も楽だし進みやすい。
それについて今回は気づかされました。
タイプによって進み方は違う
努力してもその子のタイプに合わなければ徒労に終わりますし、親にも子供にも「できなかった」という負の感情だけが残ります。
そうではなく、「できないこと」がなぜ「できないのか」。
どこで躓き、どの道をあるいてそれを乗り越えるのか。
歩いていくのが好きなタイプもあれば、ダーッと走って過ぎるのが好きな子もいます。
それは子どものタイプによって様々です。
それを知っていると、歩くのが好きなのに走らせてしまったり、歌いながら行くのが好きなのに黙っていかせたり、といった「無理をさせる」ことはなくなりますよね。
そういったストレスを感じることが減るんです。
来週のスイミングでは、どんな風になるのかが今から楽しみです!
私が子供を観察し、子どもに合った教育をすることができるようになった、子ども未来がっこうの「個性教育学」
やっぱりこの知識、最強ですね!
インストラクターの勉強、頑張ります!
皆さんに早くお伝えできるように頑張りますね!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!